『東京喰種 トーキョーグール』は2011年から2018年にかけて「週刊ヤングジャンプ」で連載された石田スイさんによるマンガです。
「週刊ヤングジャンプ」が毎月行っている新人漫画賞である”MANGAグランプリ”で準優秀賞を受賞したことで2011年41号より連載が開始されました。
デビュー作ながら『東京喰種』は大きな反響を呼びます。
2014年42号でいったん連載は終了しますが、46号から「東京喰種トーキョーグール:re」として続編が再開されました。
2014年4月からはTOKYO MXでTVアニメの放送がスタート。
2015年に第2部となる『√A』、2018年に完結編となる『:re』と計4部制作されました。
2017年には窪田正孝さん主演で実写映画化。
こちらも興行収入11億円のヒットを記録し、2019年に続編が公開されることが決定しています。
『東京喰種』を配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)一覧
『東京喰種』を鑑賞できる動画配信サービスの一覧です。
hulu、U-NEXT、dTV、FOD、Paravi、ビデオマーケット(VM)、Amazonプライム・ビデオ、Netflixそれぞれ動画視聴可能なものに印をつけてあります。
◎は見放題、〇はPPV(ペイ・パー・ビュー)です。
見放題は月額料金だけで好きなだけ視聴ができます。
PPVは月額料金とは別に視聴作品ごとに料金が必要で、期間限定のレンタルです。
アニメ | アニメ | アニメ | アニメ | |
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作品名 | 東京喰種トーキョーグール(第1期) | 東京喰種トーキョーグール√A(第2期) | 東京喰種トーキョーグール:re(第3期) | 東京喰種トーキョーグール:re(最終章) |
放送日 | 2014年7月 - 9月 | 2015年1月 - 3月 | 2018年4月 - 6月 | 2018年10月 - 12月 |
放送 | TOKYO MX | TOKYO MX | TOKYO MX | TOKYO MX |
監督 | 森田修平 | 森田修平 | 渡部穏寛 | 渡部穏寛 |
hulu | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
U-NEXT | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
dTV | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
ビデオパス | - | - | ◎ | ◎ |
FOD | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
Paravi | - | - | - | - |
VM | ○216円/話 | ○216円/話 | ○216円/話 | ○216円/話 |
Amazon | ○216円/話 | ○216円/話 | ○216円/話 | ○216円/話 |
Netflix | - | - | - | ◎ |
OVA | OVA | |
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作品名 | 東京喰種トーキョーグール【JACK】 | 東京喰種トーキョーグール【PINTO】 |
公開日 | 2015年9月30日 | 2015年12月25日 |
監督 | 嶌田惣一 | 松林唯人 |
hulu | ◎ | ◎ |
U-NEXT | ◎ | ◎ |
dTV | - | - |
ビデオパス | - | - |
FOD | ◎ | ◎ |
Paravi | - | - |
VM | - | - |
Amazon | - | - |
Netflix | ◎ | ◎ |
映画 | |
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作品名 | 東京喰種 トーキョーグール |
公開日 | 2017年7月29日 |
配給 | 松竹 |
監督 | 萩原健太郎 |
主演 | 窪田正孝 |
hulu | ◎ |
U-NEXT | ◎ |
dTV | ◎ |
ビデオパス | ◎ |
FOD | ◎ |
Paravi | - |
VM | ○432円 |
Amazon | ◎ |
Netflix | ◎ |
2019年1月2日現在の情報です。
配信状況が変わっていることもありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。
『東京喰種』の見どころと感想
漫画原作の実写映画化は原作ファンから強烈なダメ出しを食らうことが多いものですが、『東京喰種』に関しては比較的肯定的な評価が多いようです。
私は原作はまったく読んだことがなくて、アニメも未見でした。
ほとんど予備知識もない状態で劇場映画版を見ましたが、まずまず面白く見ました。
ただすごく面白かったかといえば、正直言って可もなく不可もなくというところでした。
ホラーとしてのグロさはなかなかなものだったんではないでしょうか。
グロさの度合いから言うと『アイアムアヒーロー』のほうがグロかったかも知れません。
けれども”人を喰う”という嫌悪感によって増幅されて、胸糞悪い気色悪さがありました。
ストーリー的にはやっぱり漫画原作物の弱点が出てしまってるんじゃないかな。
たぶん原作漫画ではグールの真相とか各キャラクターの背景なんかが掘り下げて語られてたんじゃないかなと思うんです。
でも実写映画にするとどうしても尺不足になるのでダイジェスト的になってしまいがちです。
結果として感情移入し辛いことになってしまいます。
映画『東京喰種トーキョーグール』に関して言えば、グールが害悪なのか、それとも人間が害悪なのかという問いかけがおそらくあったんじゃないかと思うんですが、なにぶん与えられる情報が少ないので深慮できません。
結局どちら側にも感情移入できない第3者的な目線で傍観している感じなので、見終わったあとの充実感が低いんです。
せっかく題材としておもしろい素材で役者さんたちの演技にも引き込まれるものがあったのに、もったいないなあというのが率直な感想です。