『脳内ポイズンベリー』は2010年から2015年にかけて「Cocohana」に連載された水城せとなさんの漫画です。
優柔不断で自尊感情の低い30歳女性の頭の中の葛藤を5人の脳内会議という寸劇スタイルで描くというユニークな作品です。
2015年に真木よう子さん主演で映画化されました。
映画『脳内ポイズンベリー』を鑑賞できる動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)一覧
『脳内ポイズンベリー』を鑑賞できる動画配信サービスの一覧です。
hulu、U-NEXT、dTV、FOD、Paravi、ビデオマーケット(VM)、Amazonプライム・ビデオ、Netflixそれぞれ動画視聴可能なものに印をつけてあります。
◎は見放題、〇はPPV(ペイ・パー・ビュー)です。
見放題は月額料金だけで好きなだけ視聴ができます。
PPVは月額料金とは別に視聴作品ごとに料金が必要で、期間限定のレンタルです。
作品名 | 映画 脳内ポイズンベリー |
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公開日 | 2015年5月9日 |
配給 | 東宝 |
監督 | 佐藤祐市 |
主演 | 真木よう子 |
hulu | |
U-NEXT | ○432円 |
dTV | |
FOD | ○400円 |
Paravi | |
VM | ○324円 |
Amazon | ◎ |
Netflix |
2018年8月14日現在の情報です。
配信状況が変わっていることもありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。
『脳内ポイズンベリー』の見どころと感想
心象を精緻に描くことが得意な文学に対して実写は心の内を描写することは苦手です。
ナレーションで説明してしまうとどうしても陳腐になってしまいます。
そこで脳内会議というスタイルで見せるというのはとっても面白いアイデアです。
なのでこの作品の一番の肝は、その脳内会議の様子をどれだけ楽しく見せられるか。
その点でこの映画はよくできていたと思います。
ポジティブシンキングの石橋を演じる神木隆之介さんとネガティブシンキングの池田を演じる吉田羊さんはさすがの安定感ですが、抜群によかったのが理性の吉田に扮する西島秀俊さん。
優柔不断で対処に悩む表情がとても愉快でした。
真木よう子さんが演じる主人公のいち子と古川雄輝さんが演じる早乙女は実際に身近にいたとすると結構めんどくさい奴らです。
でも確かにこんな感じの奴いるな~。
私自身は割と脳天気な方で、こういうウジウジしたタイプの人とはあんまり関わりたくないと思ってしまうのでまったく感情移入はできませんでしたが、「あっ、そういう発想でそういう行動に出るんだね~」と傍観者的に楽しめました。