邦画

映画『ニライカナイからの手紙』を見放題できる動画配信サービス

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映画『ニライカナイからの手紙』は2005年に公開された邦画です。

蒼井優さんにとって2006年に『フラガール』で大ブレイクを果たす前年、初の単独主演作品となりました。
また比嘉愛未さんにとっての映画初出演作でもあります。

 

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作品名ニライカナイからの手紙
公開日2005年6月4日
監督熊澤尚人
出演者蒼井優
配給IMJエンタテインメント
ザナドゥー
上映時間113分
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『ニライカナイからの手紙』のあらすじ

 

石垣島や西表島と同じく八重島列島に属する竹富島。

主演の蒼井優が演じる安里風希はここで祖父である安里尚栄「おじい」と一緒に暮らしている。

 

風希が6歳の時に母親の昌美は東京へと旅立って以来一度も竹富島へは帰ってこない。

けれども毎年風希の誕生日に必ず母から手紙が送られてきた。

風希はその手紙に書かれた母の言葉を励みに日々成長しながら母の帰りを待ち続けていた。

 

どうして母は東京へ行ったきり帰ってこないのか?

どうして1年に1回、自分の誕生日だけに手紙が届くのか?

分からないまま、時には母を恨む気持ちが湧き上がってくることもあった。

 

けれども14歳の誕生日の手紙に『風希が20歳になったらちゃんと全部説明する」と書いてあった。

風希はそれまでは余計な事は考えないと決めた。

 

 

しかし高校卒業を控えた18歳の誕生日の手紙にはこう書いてあった。

 

「決して悔いのないよう自分の道を進んでほしい」

 

それを読んで「東京へ行きたい」「本当のことを知りたい」という気持ちを抑えられなくなった風希はおじいの反対を押し切って上京することを決心した・・・

 

『ニライカナイからの手紙』の感想 ※ここからネタバレ注意

 

風希が上京すると当然東京のシーンが続きます。

この竹富島と東京のコントラストはこの映画の狙いどころだと思います。

 

ゆっくりと時間が流れる雄大な竹富島

あわただしく時間が過ぎ去っていくゴミゴミした東京

 

定型化された単なるノスタルジーなんですが、せかせかした日常を送っているとやっぱり沖縄の暮らしへの憧れが湧いてきますね。

 

 

カメラマンの助手として働く風希。

仕事が出来なくてカメラマンからメッチャ怒られます・・・

 

普通の社会人なら「そんだけ失敗やらかせばそんぐらい叱られてあたりまえだろ!」とも感じますが、素朴な少女が都会で揉まれて心が荒んだりワーカホリックになってしまうのも何か違うなあと思わされます。

 

ただこの映画がいいなあと感じたのは、単なる都会批判ではない点です。

ステレオタイプな都会批判は「田舎の人たちはあったかい」「都会の人間は冷たい」という紋切り型の描写をしがちです。

けれどもこの映画には基本的に悪い人は出てきません。

 

島の人も東京の人も全員が風希の支えとなってくれます。

 

 

そして何よりも母親の手紙です。

東京での暮らしに行き詰まりを感じ始めた19歳の誕生日に届いた手紙の中で、「夢をかなえるのは大変だけど、諦めなければきっと夢はかなう」と書かれてあります。

この母の言葉で奮起する風希。

 

あまりにもタイミングがよすぎて完全にご都合主義です。

 

「現実はもっと厳しいもんだ」という意見もあるでしょう。

こういう点を挙げてこの映画には「リアリティがない」という批評もあるようです。

 

 

けれども映画には「救い」を求める思いもあります。

現実がなかなか思い通りにいかないことが多くてつらいからこそ、せめて映画の中では都合よく理想的に物事が運ぶさまを見たいものです。

 

そしていよいよ20歳の誕生日を迎えます。

母親が本当は亡くなっていたことを知る風希。

「おっかあが死んでた・・・」という風希の叫びは悲痛です。

 

ここは賛否両論分かれるところのようです。

 

 

 

10年以上も母親が亡くなっていることを隠し続けて、いよいよ母親に再会できると期待に胸を膨らませているところに真実を知らせるなんてあまりにも残酷すぎるんじゃないかという意見ですね。

 

確かにそれは否定できません。

 

けれどもそれを承知の上で手紙を送り続けることを選んだところに母の愛の深さがあるというのがこの映画の主題であると思います。

 

 

おっかあの「私はどうしても風希の中だけでは生きていたかったのです」という言葉は響きました。

 

 

肉体が滅べばすべてが無になるという考え方は即物的です。

その考え方では死は恐ろしいもの、忌むべきものということになります。

 

人はそうした考え方を嫌って、「魂」とか「霊」という観念を作り上げました。

 

 

肉体は滅んでも魂は残っている。

死んでも傍で見守っている。

 

そうして死の悲しみや恐れを和らげることができます。

 

親として幼い子供を残して逝くのは無念極まりません。

死が避けられないとしても生きて子を見守り言葉をかけ続ける

そのための手段が手紙だったということです。

 

自分がこういう手段をとるかと言えばたぶん取らないでしょう。

けれども死してなお子どもと寄り添おうとする情念の深さは共感します。

 

母親の深い愛情を感じ取った風希が笑顔でカメラのシャッターを切るラストシーンはとても清々しくて、視聴後爽やかな気分になれる映画でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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