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『天国の本屋~恋火』を配信しているビデオ・オン・デマンド(動画配信サービス)

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『天国の本屋』は松久淳さんと田中渉さんの共作によりかまくら春秋社から2000年に刊行された小説です。

失礼を承知で率直に言うと『天国の本屋』は作家さんも出版社もとてもマイナーで、星の数ほど出版される大量の本の中に埋もれて殆ど人に知られることもないまま消えていく多くの本の中の一冊に過ぎませんでした。

現に千部しか売れずそろそろ絶版にしようと出版社が考えていたのです。

そんな『天国の本屋』を掘り出してブームを仕掛け、映画化されるほどのヒットに結びつけたのが岩手県盛岡市の「さわや書店」で店長を務めていた伊藤清彦さんです。

2004年に本屋大賞が創設されたことが象徴しているように、当時は書店員自身が注目した本をPOPや配置の創意工夫によって積極的に販売促進して、そこからヒットが生まれることが増えていました。

その先駆けとも言えるのが伊藤店長であり、結果に繋がったのが『天国の本屋』だったのです。

2004年に竹内結子さん主演で映画化されました。

小説は後に『天国の本屋 うつしいろのゆめ』『天国の本屋 恋火』とシリーズ化されており、映画版は3作目の『恋火』をベースにして制作され、タイトルも『天国の本屋~恋火』とされました。

 

映画『天国の本屋~恋火』を配信している動画配信サービス(ビデオ・オン・デマンド)一覧

映画『天国の本屋』を鑑賞できる動画配信サービスの一覧です。

hulu、U-NEXT、dTV、FOD、Paravi、ビデオマーケット(VM)、Amazonプライム・ビデオ、Netflixそれぞれ動画視聴可能なものに印をつけてあります。

◎は見放題、〇はPPV(ペイ・パー・ビュー)です。

見放題月額料金だけで好きなだけ視聴ができます
PPV月額料金とは別に視聴作品ごとに料金が必要で、期間限定のレンタルです。

 

 映画
作品名天国の本屋〜恋火
公開日2004年6月5日
配給松竹
監督篠原哲雄
主演竹内結子
玉山鉄二
hulu
U-NEXT
dTV
FOD
Paravi
VM○324円
Amazon
Netflix

 

2018年8月19日現在の情報です。
配信状況が変わっていることもありますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。

映画『天国の本屋』の見どころと感想

あらすじ
独りよがりな演奏で楽団をクビになったピアニストの健太。
ヤケになって飲み屋で酔いつぶれて目が覚めるとそこは“天国の本屋”だった。
そこで子供の頃から憧れていたピアニストである翔子と出会った。

一方現世では翔子の姪である香夏子が長らく中止になっていた商店街主催の花火大会を再開させようと奮闘していた。
香夏子は「一緒に見たカップルが結ばれるという伝説の和火」を打ち上げる天才花火師の瀧本の存在を知るが、瀧本は花火師をやめてしまっていた。

なんとしても「伝説の和火」を花火大会で打ち上げたい香夏子は瀧本を何度も説得するが、瀧本は取り付く島もない。
じきに実は瀧本は翔子の恋人であり、翔子がピアニストとしてのキャリアを断たれる原因であったことがわかった。

翔子と瀧本の心の傷は埋められるのか?
その鍵は健太が握っていた。

キャスト
竹内結子:香夏子、翔子(二役 )
玉山鉄二:町山健太
原田芳雄:ヤマキ(天国の本屋店長)
香里奈:由衣
新井浩文:サトシ
香川照之:瀧本
かとうかずこ:香夏子の母
あがた森魚:香夏子の父
香川京子:香夏子の祖母

監督/演出:篠原哲雄

ファンタジーで味付けされたラブストーリー=ラブ・ファンタジーと言える映画ですが、花火に浴衣という和のテイストが強いので「現代版恋愛おとぎ話」って言うとピッタリハマるんじゃないかなと思います。

今ぐらいの夏の終わり頃に、肩肘張らずにのんびり観るのにちょうどいい映画です。

全体的な印象としてはゆったりきれいに流れる物語で、ドキドキしたりジーンときたりという強く感情を揺すぶられるような映画ではありません。

悪くいうと地味な作品です。

だからでしょうか興行収入も2.3億円とたいしてヒットしていません。
口コミを検索しても「イマイチ」という辛口の評価が多いです。

当時は死者が戻ってくるとか天国をモチーフとした感動作が続いていました。

2003年の『黄泉がえり』と『星に願いを。』、2004年の『天国の本屋』と『今、会いにゆきます』。
全部竹内結子さんがヒロインとして出演しています。

特に興収30.7億円の『黄泉がえり』と48億円の『今、会いにゆきます』というヒット作と比べると『天国の本屋』の地味さは際立ちます。
キャストも豪華ですし音楽を松任谷正隆さん・由実さん夫妻が担当していることも考えると「コケちゃった!?」とも言えなくはない結果です。

けれども世間で酷評されているほど悪くはないと思います。

「感動したい!」「切ない気分に浸りたい!」というようなときには物足りなく感じるかもしれませんが、疲れた時にのんびりくつろぎながら観るとすっと心が洗われるような映画です。

なんだかんだ言ってやっぱりこの当時の竹内結子さんは超良いです。
今でもふわっとした独特な雰囲気が魅力的な竹内結子さんですが、『天国の本屋』では自身初となる二役に挑戦しています。

そして上品な翔子とチャキチャキした香夏子を見事に演じ分けて、どちらも魅力的なキャラクターに仕上げているのはさすがです。

香川照之さんはこの頃すでに今と同じような感情が湧き出るような演技を見せてくれます。

そしてまだあどけなさが残る香里奈さんも見れますよ。

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